猫にウンベラータは危険?危ない理由と食べてしまった時の対処法

ニコライ
ニコライ

つやつやのハート型の葉っぱ!
あの観葉植物噛んだら楽しそう♩

つむぎ
つむぎ

ウンベラータは猫が食べたら危険な植物だから
ニコライさんも食べたらダメだよ!

ニコライ
ニコライ

えーー…
食べないから!
噛むだけ!じゃれるだけでも許して―!!

つむぎ
つむぎ

間違って食べたら危ないからダメだよ!!

こんにちは!
飼い猫のニコライさんを抱っこしていたら、暖かさに負けてうっかり一緒にお昼寝してしまった飼い主つむぎです。

猫ってゆらゆら揺れてるものにとにかく興味がありますよね~
我が家はちょっと高いところにウンベラータを飾ってあるのですが、空調の加減で葉っぱが揺れていたのか気づいたら…

ニコライ
ニコライ

(じーーー)

って一心不乱に揺れる葉っぱを眺めていました。

今は眺めるだけで済んでますし、高い所にあるのでいたずらすることはないのですが、手の届くところに飾っていたら枝にすりすりしたり、葉っぱを噛んだりしていたと思います。

ウンベラータは観葉植物としても人気があるので、飾っている家庭も多いと思うのですが、猫が食べてしまったら危ないという話もよく聞きます。

もし間違って葉っぱや枝を食べてしまったら飼い主としては不安になりますよね。

つむぎ
つむぎ

『ウンベラータ』ってどうして猫が食べたら危ないのかな?
食べちゃった場合、どうしたらいいんだろう?

と思って色々調べてみたことを、今回まとめてみました!

 

この記事を最後まで読むと

・猫にとってウンベラータが危険な理由

猫がウンベラータを食べたらどうなるか

・猫がウンベラータを食べてしまった時の対処法

が分かります!

猫にウンベラータが危険な理由

結論から述べてしまうと、ウンベラータには猫にとって害となる有毒成分が含まれています。

食べてしまうと中毒症状を引き起こす原因となります。
また噛んだときに口の中を刺激してしまうようで、口の中のかゆみや過剰によだれが出るといった症状も出てしまうようです。

つむぎ
つむぎ

中毒症状を引き起こすことと、噛んだときに口の中の粘膜を刺激して症状が出てしまうことから
ウンベラータは猫にとって害であり、危険だとされているみたいです。

ウンベラータに含まれた危険な成分

ウンベラータにはフィカイン(フィシン)、ソラレンという有毒成分が含まれています。

この成分は食べる事で猫は中毒を引き起こすことがあるそうです。

また、ウンベラータの葉汁や樹液にも有毒成分が含まれていて、口の中や皮膚に触れてもアレルギー反応が出る猫もいるそうです。

つむぎ
つむぎ

ウンベラータの葉を食べてしまうのはもちろん危険ですが
噛んだり、じゃれて枝を傷つけて樹液に触れるのも危ないので
近づけないようにするのが一番安全ですね!

猫にとってはウンベラータだけではなく『フィカス属』が危険です

ウンベラータクワ科の常緑高木でインドゴムノキなどと同じイチジク属の植物です。

調べていくとよく『フィカス』という単語が出てきますが、イチジクの英語名がフィカスです。

フィカス属(イチジク属)の植物にはウンベラータの他にも
・ガジュマル
・フィカス・エラスティカ
・フィカス・ベンジャミン

等があり、同じようにフィカイン(フィシン)、ソラレンといった有毒成分が含まれています。

ウンベラータだけでなく、フィカス属の植物は猫に近づけないほうが安全だと思います。

◆種類も多種多様!フィカス属の植物◆

 

・フィカス ベンジャミン(Ficus benjamina)

・ガジュマル(Ficus microcarpa)

・デコラゴム(Ficus elastica Decora)

・インドゴム(Ficus elastica)

・ベリーズ(Ficus elastica Belize)

・フィカス・ナナ(Ficus Nana)

ニコライ
ニコライ

フィカス属の植物は世界に800種類以上あるらしいよ!
でも猫には全部危険みたいだから、近寄らないのが安全かな?

    

猫がウンベラータを食べたらどうなる?触れた時に出る症状もある

どれくらい食べると症状が出るかは猫の個体差のようで明確には分からないのですが、
猫がウンベラータを食べてしまうと、中毒症状が出ると言われています。

また、樹液や葉っぱから出る汁に触れた場合もアレルギー症状が出ると言われている様です。

つむぎ
つむぎ

どのような症状が出るのか、
調べたことをまとめてみました!

 

ウンベラータを『食べた』時の症状

猫がウンベラータを食べてしまった場合

・嘔吐
・下痢
・痙攣などの神経症状

が出ると言われています。

猫は毛玉などを排出するためによく吐く動物ですが、

・短い時間に何度も嘔吐する

・吐いた後に食欲がない

・嘔吐の後に元気がない

などの症状が出ている場合は、ウンベラータの中毒症状を疑った方がいいかもしれません。

ウンベラータを『触った』時の症状

ウンベラータの葉汁や樹液にも有毒成分が含まれていて、葉や幹を噛んだときに口内を刺激して
・口内のかゆみ
・過剰なよだれが出る

等の症状も出やすいみたいです。

また、ウンベラータから出る白い樹液は人間でも触ると皮膚がかぶれてしまうことがあり、猫も同様に皮膚に炎症が現れたり、アレルギー症状がみられる場合もあるそうです。

つむぎ
つむぎ

ウンベラータは食べないようにするだけでなく、
噛んだり、スリスリしない様にも気をつけた方がよさそうです!

   

猫がウンベラータを食べてしまった時の対処法

ここからは、実際に猫がウンベラータを食べてしまった場合の対処法です。

といっても、素人が安易に判断してしまうのは危険なので基本的には全て獣医さんの指示に従うのが一番確実です。

ウンベラータに限らず、猫が毒性のある観葉植物を食べてしまった場合は
一度かかりつけの獣医さんに電話をしてみてください。

獣医さんの方から

・とりあえず様子を見てほしい
・すぐに動物病院を受診してほしい
・家庭での対処の仕方

などの的確な指示が貰えると思います。

ニコライ
ニコライ

時間が経ってから具合が悪くなったり症状が出たりすることもあるから、
『何か普段と様子が違う』と思ったら獣医さんに連絡してね!

獣医さんに電話する前に準備する事

こちらの状況をスムーズに伝えるためにも、獣医さんに連絡する前に
『飼っている猫が現在どのような状態なのか』ある程度メモしておくと安心ですよ

例えば…

・いつ頃食べてしまったのか(食べてからどれくらい時間が経過しているか)

・どのくらい食べてしまったのか(葉っぱ1枚など、食べてしまった量)

・どの部分を食べたのか(葉・枝・樹液・植えてあった鉢植えの土など)

・今、目に見える症状が出ているか(嘔吐した、ぐったりしているなど)

・獣医さんのところに受診できる時間(今すぐ行ける、1時間後など)

つむぎ
つむぎ

上記のようなことをメモしたうえで動物病院へ電話すると
獣医さんにスムーズに伝えられますね!

   

もしもの時に猫を守るために備えておきたい事

ウンベラータに限らず、お家で猫を飼っていると動物病院を受診する機会って結構多いのではないかと思います。

我が家の飼い猫のニコライさんも、ワクチン接種など定期的な受診のほかにも些細な体調の変化などで動物病院に日ごろからお世話になっています。

緊急性の低いものであれば、動物病院が開いている時間に受診すればいいのですが、人間と同じ様にかかりつけ病院がお休みの日や夜間でも『すぐに獣医さんに診てもらいたい!』という事態もあるかと思います。

つむぎ
つむぎ

ニコライさんの場合はキャットタワーの一番上から落ちて前足を気にしていたので、すぐに動物病院に連れて行きました。

ニコライ
ニコライ

結局落ちた時に爪が引っかかって割れただけだったけど、あれは僕もびっくりしたよー(涙)

つむぎ
つむぎ

あの時は骨折しなくてほんとによかったよね!

そこで、私がやってる我が家の猫の命を守るためにやってる事前準備的なものをいくつかご紹介しておきたいと思います。

◆猫を守るために備えておきたい事◆

●休日や夜間対応してくれる動物病院をチェックして、住所・電話番号などをスマホに登録しておく

●猫用の湯たんぽや毛布など長時間外にいても大丈夫な準備をしておく

●ペット用の保険に加入しておく

私はもしもの事に備えて上記のような準備をしています。

つむぎ
つむぎ

1つずつ解説していきますね!

夜間対応してくれる動物病院の住所と電話番号をスマホに登録

ニコライさんが普段診ていただいている動物病院は個人病院です。
獣医さん1人と看護師さんが何人か在籍している感じの病院で、ありがたいことに土日は診療してくれるのですが夜間は当然閉まりますし、週1日の休診日やお盆・お正月・ゴールデンウィークなどは臨時休診となります。

つむぎ
つむぎ

でも、緊急でどうしても診てほしい時もありますよね…

かかりつけの病院が開く時間まで待てるような症状であればいいのですが、猫が食べてはいけないものを誤飲したり、出血を伴うような怪我をした場合など、病院の開院時間まで待てない場合も時として出てきます。

そういう時に備えて、夜間や休日にも診てもらえる動物病院を事前に見つけておくと安心できますよね!

・住所

・電話番号
・病院への移動手段
・来院時に必要なもの

などを事前に調べてスマホに登録しておくと、いざというときにも慌てずに対処できるので、安心ですね。

猫用の湯たんぽ&毛布の準備

これも猫が急に体調を崩した時用の備えです。

緊急的に動物病院を受診するので、事前に来院することを伝えてあっても必要以上に待ち時間が発生することもありますし、「受診の順番が来るまで、車の中で待っていてください」と指示があることもあります。

特に室内で飼われている猫は寒さに弱いので、待合室や車内での待ち時間に寒くないようにキャリーバッグの中に入れられるような猫専用の湯たんぽや毛布が1つあると便利です。

ニコライ
ニコライ

夏場の場合は暑さ対策に
冷却マットや保冷剤があると涼しくて気持ちいいよー

また、キャリーバッグの中を汚さないためにペットシートなども余分に備えてあると嘔吐した時などはサッと捨てられるので安心ですね。

ペット用の保険に加入しておく

飼っている猫が病院を受診した際の費用は基本的には全額自己負担です。

保険についてはいろんな考え方がありますが、猫が体調を崩した時にお金のことを考えずにすぐに判断できるように我が家ではペット用の保険に加入しています。

手術や入院となると平均して20万円前後かかるといわれていますが…

つむぎ
つむぎ

自分の愛猫が苦しんでいるときに
「いくらかかるかなぁ?」「高いのかなぁ?」と言って考えるのは嫌ですよね

最近ではいろんな会社がペット保険を取り扱っていて、保証割合や手術・入院特化の保険など様々な保険を出しているので、一度検討してみてもいいかもしれませんね。

意外と事前に対策したり準備できる事は多い

今回の記事では、
・ウンベラータが猫にとって危険な理由
・ウンベラータに含まれる成分
・猫が万が一食べてしまった時の対処法や対策

について解説してきました!

つむぎ
つむぎ

今回の記事を書く事で、改めて猫の安全について考える事ができました

その上で、猫が危険な目にあう前に対策をしたり、もしも急に猫が体調を崩してしまった時のために、事前に対策したり準備しておくことは、意外に多いなと感じました。

この記事が読者さんの猫ちゃんの安全のために参考になればうれしいです。

ニコライ
ニコライ

他にもこのブログでは、猫に関する記事を書いていきますので、よかったらまた遊びにきてね!