TVのCMとかでよく猫さんが『チャオチュール』っておやつ、大喜びで食べてるよね!ね!
あれ、美味しいのかなー?
(どきっっ)
(普通のご飯を食べなくなったら困るから、ニコライさんにあげたことないんだよねー)
ねーつむぎー
僕も今度チャオチュール食べてみたいな♪
ニ、ニコライさん晩ご飯にこの間美味しそうに食べてた猫缶食べる?
え!この間のマグロ味の美味しいやつ?いいの?
わーい!!食べる食べる🎵
(チャオチュールから興味がそれたかな?)
(ニコライさんにあげても大丈夫なのかちょっと調べてみよう!)
こんにちは!
飼い猫のニコライさんにおやつをねだられたら、ついつい「ちょっと待ってねー」っておねだりに負けてしまう飼い主、つむぎです。
猫のご飯やおやつちょーだいのおねだりって、かわいいですよね!
あのあざとさに負けてしまう飼い主さんは私だけじゃなく結構いっぱいいるはず…
猫のおやつで有名なのがチャオチュール(正式名称は『CIAO ちゅ~る』みたいです)ですが…
ここだけの話、実はニコライさんには1度もあげたことはありません(笑)
理由としては主に2つで
◆私が飼い猫にチャオチュールをあげていない理由◆
●メインのドライフードとカリカリのおやつ、たまにあげるウエットのフードをよく食べてくれるから
●チャオチュールを1度与えて、それ以外のフードを食べなくなったら困るから
ニコライさんはチャオチュール以外のおやつへの食いつきも今のところとてもいいので、『ご飯を食べなくて困る』ということが正直ないのですが、猫が手に持った袋からチュールをぺろぺろ舐めている姿はとってもかわいいので、飼い主としてはあげてみたい気持ちもあります。
ただ、他の飼い主さんから『チャオチュールは怖い』という漠然とした噂話もたまに聞いたりするので
チャオチュールが猫の飼い主がなぜ『怖い』と言われているのか?
チャオチュールの成分やなぜ夢中になるのか
を今回調べてまとめてみました!
・チャオチュールが猫の飼い主から『怖い』といわれる原因
・チャオチュールに入っている主な成分
・猫がチュールに夢中になる理由
が分かります!
「CIAOちゅ~る」はいなばペットフードから販売されている猫用の液状おやつです。
テレビなどで猫ちゃんが美味しそうにチュールを舐めているCMをよく見かけますし、
飼っている猫がチュールが大好きで、よくおねだりされます!
という飼い主さんの話もよく聞きます。
その一方で、口コミなんかを見ると「チャオチュールは怖い」という書き込みもたまに見かけます。
『怖い』と一言でいってもいろんな意味がありますが、猫の飼い主さんがどういう理由で怖いと言っているのか具体的に調べてみると、下記のような理由が出てきました!
◆猫の飼い主がチャオチュールを「怖い」と感じる理由◆
●夢中になりすぎて怖い
●健康的な面での心配があって不安
●他の猫用ご飯を食べなくなるかもしれなくて怖い
●成分にどんなものが入ってるか知らなくて不安
●食べ過ぎや猫が過剰におねだりしてこないか怖い
1つずつ詳しい理由を書いてみますね!
猫が夢中になりすぎて怖い
よく猫の飼い主さんから「チュール」という言葉や袋を見ただけで、飼い猫が反応しておねだりしに来るという話を聞きます。
海外では猫があまりにも夢中になることから「Kitty Crack(猫用コカイン)」と言われたこともあるんだとか(笑)
あまりにも多くの猫が夢中になることから、何か麻薬のような中毒性の高い成分が含まれているのではないか、と飼い主が感じて「怖い」という感想になったのだと思います。
健康的な面での心配があって不安
一時期SNSなどで、
チャオチュールの塩分濃度が高すぎて飼い猫が腎不全になった
という情報が拡散されたそうです。
『食べすぎると病気になってしまう!』
という情報を見てしまったら飼い主としては怖くなりますよね…
詳しく調べてみると、『塩分濃度が高すぎて猫が腎不全になった』という情報は間違いだったらしく、チャオチュールの塩分濃度はほかの液状おやつと比較してもそこまで高くないんだとか。
人間でもそうですが、猫にとっても塩分の取りすぎは内臓に負担がかかり、病気になりやすくなってしまうそうです。
飼い猫の健康面を心配するあまり「怖い」という印象を持つ飼い主さんも少なからずいたようです。
他の猫用ご飯を食べなくなるかもしれなくて怖い
飼っている猫が普段のご飯を食べなくなってしまったら困ってしまいますよね。
偏食な猫ちゃんも結構いるみたいで、ただでさえ普段の食事に気を使っている飼い主さんにとってはメインのご飯を食べずにおやつばかりを食べてしまうと、健康面が心配になってしまいます。
チュールは食べてくれるのに、ご飯はあんまり食べてくれなくて困る…
と悩んでいる飼い主さんも多いみたいです。
チャオチュールはあくまで『おやつ』の位置づけです。
人間と同じで、ご飯を食べずにおやつばかり食べていたら栄養も偏るし、肥満の心配もしなければなりません。
『チュール以外のご飯を食べなくなってしまうかも』という飼い主さんの不安から『怖い』と感じているのかもしれませんね。
成分にどんなものが入ってるか知らなくて不安
先ほど、多くの猫が夢中になることから中毒性の高い成分が入っているのでは?ということも述べました。
他にも、多くの猫ちゃんが好んで食べることから、飼い主さんは猫が夢中になるような『添加物』が多く含まれているのではないかと、不安になるようです。
いくらおやつの位置づけで毎日メインで食べるわけではないとはいえ、体に悪いものがたくさん入っていたら飼い主としては自分の飼っている猫ちゃんに与えるのをためらってしまいますよね。
チュールがどんな成分で作られているかわからない、という不安から猫の飼い主さんは『怖い』と感じているようです。
食べ過ぎや猫が過剰におねだりしてこないか怖い
おやつをおねだりしてくる猫ちゃんは、とにかくかわいいですよね!
チュールに限らず猫用のおやつは嗜好性が強いみたいで、メインで与えているご飯よりは格段に食いつきがいいのも事実です。
ニコライさんも普段おやつを入れているタッパーを見たら、すかさずおねだりしてくるよね~
美味しいご飯が食べられると思ったらついソワソワしちゃうよー
我が家の飼い猫にはまだチュールをあげたことはないのですが、ご褒美用のご飯を入れているタッパーや缶詰を持っている所を見つかったら、普段はそっけないのに足元にすりすりしてきて、かわいらしく『にゃー』と鳴いておねだりしてきます。
このかわいらしい猫ちゃんのおねだりに負けてしまって、ついついあげすぎてしまう飼い主さんも多そうですよね。
頻繁におねだりする猫ちゃんも多いという噂も聞きますが、猫ちゃんの過剰なおねだり、というよりはおねだりが可愛すぎてついついあげすぎてしまう点から『怖い』というイメージに繋がったのかもしれませんね。
猫が夢中になるおやつ、チャオチュール
美味しそうだけど、どんなものが入っているのかな?
ニコライさんが食べるものだから、体に悪いもの入ってたらいやだよねー(涙)
たとえおやつといえども、飼い猫が食べるものなのでどんなものが入っているのか気になったので、チャオチュールに入っている成分を調べてみました!
一番オーソドックスなまぐろ味の成分を書き出しています。
CIAO ちゅ~るまぐろ
内容量 14g(1本あたり)【原材料】
引用元:いなばペットフード株式会社
まぐろ、まぐろエキス、タンパク加水分解物、糖類(オリゴ糖等)、植物性油脂、増粘安定剤(加工でん粉、増粘多糖類)、ミネラル類(Na,P,Cl)、調味料(アミノ酸等)、ビタミンE、緑茶エキス、紅麹色素
【保証成分値】
粗たん白質7.0%以上、粗脂肪0.2%以上、粗繊維0.1%以下、粗灰分1.5%以下、水分91.0%以下、カロリー約7Kcal/本
これだけ見ても、何がよくて何が悪いのかわからないね
確かに詳しくないと体にいのか悪いのかも判断つかないよね!
ということで、猫の飼い主さんがどういうところを気にしているのかも含めて、ちょっとだけ詳しく調べてみました!
第一主原料に『まぐろ』がきている
原材料欄は、使用量が多い原材料から順番に記載するように法律で決められています。
原材料の一番最初に『まぐろ』と記載されているのでまぐろが一番多く使用されているということです。
第一主原料にトウモロコシや小麦粉などの穀類を使用しているフードもあるので、動物由来の原料が使用されていることはとてもいいことだと思います。
タンパク加水分解物は美味しさをアップしてくれる
タンパク加水分解物はたんぱく質を分解して作られる、アミノ酸やペプチドのことで、うまみ成分とも言われています。
これを入れる目的はおいしさアップのためで、猫ちゃんの食いつきをよくすることに役立っているようです
ただ、何のたんぱく質か書いていないので、アレルギーのある猫ちゃんは注意が必要とのこと。
また、たんぱく質を分解する方法に酸加水分解という方法があるそうなんですが、その時に発生するクロロプロパノールという不純物を気にされている飼い主さんもいるそうです。
添加物がちょっと多め
猫の飼い主さんが一番気になるのは添加物ですよね。
チュールに含まれている添加物は
増粘安定剤・調味料(アミノ酸等)・紅麹色素でした
増粘安定剤は粘度を上げて状態を安定させる役割を持たせています。
とろみをつけることで食感や食べやすさがよくなり、猫ちゃんの食いつきも良くなっているようです。
でん粉は消化されるとブドウ糖になり、吸収されて血糖になるので体にいいとは言えないのですが、入っている量は少量なのでそこまで気にしなくてもよさそうです。
ただ、このでん粉は穀物由来とのことで、穀物アレルギーの猫ちゃんは注意したほうがよさそうですね
いわゆる『うまみ成分』といわれるもので、メジャーなものだと「味の素」でお馴染みのグルタミン酸ナトリウムなどがあります。
科学的に合成される成分ということと、一時期「中華料理症候群」の原因として疑われたため、イメージ的にはあまりいい印象はないですよね。
紅麹色素は完全に見た目のためだけに入れられているようです。
猫は動くものなどへの動体視力はとてもいいですが、はっきりと色を識別はできないといわれています。
天然由来の着色料で比較的安全性は高いそうなのですが、
猫ちゃんの健康のことを考えたら正直いらないかな、って思ってしまいますね
緑茶エキスは匂いを吸着してくれる
緑茶エキスは、匂いを吸着して糞や尿の匂いを和らげてくれます。
緑茶から抽出したカテキンで、消臭効果が期待できるそうです。
猫の排泄物は結構においがきついので、消臭効果がちょっとでも出てくれると嬉しいですね
塩分はそこまで高くない
チャオチュールには食塩は入っておらず、食品由来の塩分しか入っていないそうです。
体重が4Kgの猫さんだと1日の塩分の摂取量の限界は約1.8gだそうで、チュール1本の塩分量は0.07g。
塩分だけで考えるなら、1日25本食べなければ大丈夫なんだって!
塩分濃度を心配している飼い主さんも、これならちょっと安心だね!
成分の90%以上が水分でできている
猫はそれほど水をあまり飲まない動物ですが、あまりにも水分が補給できていないと脱水症状や便秘になってしまいます。
チャオチュールは成分の90%が水分でできているそうです。
多くの猫が夢中になる嗜好性が高いおやつで水分がしっかりとれるのならば、飼い主としては嬉しいですよね。
多くの猫ちゃんが夢中になるチャオチュールですが、なぜそんなにみんな大好きなのか気になりますよね
販売元である『いなば』の公式HPを見たら、こんなQ&Aが載っていました!
引用元:いなばペットフード株式会社
- 猫がちゅ~るを好んで食べるのは、「体に悪い成分」や「またたび」が含まれているからと聞いたのですが。
- 裏面に記載がある原材料以外は使用しておりません。鮮度管理された原料をすばやく充填・殺菌を行っていますので、開封した際の風味を猫ちゃんが好んでくれていると考えております。
公式回答としては『原料の鮮度がいいから』というのが主な理由のようですが、私が色々調べて行ってたどり着いた答えとしては
◆猫がチュールに夢中になると思われる理由◆
●猫が美味しそうと感じる『香り』がついている
●飼い主さんが飼い猫の好きなフレーバーを無意識に選んでいる
私はなんとなく、この2点なんじゃないかなーと感じています
猫が好きな香りがついている
猫ちゃんを飼っている多くの飼い主さんが
うちの猫は
『チュールを開けた瞬間の香りにつられている』
と感じているみたいです。
猫は味覚よりも嗅覚が優れているようで、味というよりは匂いにつられて夢中になっているみたいですね。
猫は食べ物の味よりも匂いによって美味しそうかどうかを判断する習性があるそうです。
ニコライさんも食べなれていないものは、必ず匂いを嗅いでから食べるかどうかを判断してるよね!
見慣れない食べ物はとりあえず匂いをかぐことにしてるよー!!
チャオチュールはほかのおやつと比べても香りが強いらしく、食べきりサイズの個包装なので毎回強い香りがすることになりますね。
多くの猫ちゃんがチュールを開けた瞬間の匂いにつられて夢中になっている、というのが理由の一つのようです。
飼い主が無意識に飼い猫の好きなフレーバーを選んでいる
好きなフレーバーを選んでいる、というのは私の主観になるところが大きいのですが、猫ちゃんって味の好き嫌いが結構はっきりしている気がします。
猫ちゃんは肉食動物だけど
ニコライさんは鶏肉あんまり好きじゃないよね
お魚味は大好きだけど、鶏肉はそんなに好きじゃないかなー
以前主人が、ニコライさんが喜ぶと思って鶏ささみをボイルしてあげようとしたことがあったのですが、見向きもされないということがありました。
猫ちゃんは肉食動物なのでお肉もお魚も大好きなものだと思っていたのですが、それぞれに個体差があるみたい…
それに伴ってニコライさんはチキン味のキャットフードもあんまり好きじゃないみたいです。
ニコライさんがあまりチキン味が好きでないことが分かっているので、我が家ではまぐろ味やかつお味などお魚味のフードを購入するようになりました。
飼っている猫ちゃんが好きなフレーバーを積極的に購入している、という飼い主さんは多いんじゃないかと思います。
調べてみてわかったのですが、チャオチュールには現在80種類以上の味の種類があるそうです
◆チャオチュールのフレーバー◆
(一例を抜粋)
●まぐろ
●タラバガニ
●とりささみ
●いわし
●サーモン
●真鯛
●桜えび
●黒毛和牛
●かつお
●贅沢ロブスター
●ホタテ貝柱
●焼きかつお etc…
などなど多種多様なフレーバーが現在販売されているみたいです。
世の中の猫の飼い主さんも飼っている猫ちゃんの好みに合わせてチュールのフレーバーを無意識に選んでいて、なおさら夢中になっている可能性もありますよね。
チャオチュールは多くの猫ちゃんが夢中になりますが、飼い主さんの中には
飼い猫がチュールは食べるのに他のご飯を食べなくなった
という話もたまに耳にします。
いくら猫ちゃんが夢中になるといってもチュールはあくまでもおやつの位置づけなので、飼い主としてはしっかりとメインとなるご飯を食べてほしい所ですよね。
飼い猫にしっかりとご飯を食べてもらうためにも、チャオチュールを与える際の注意点をいくつか調べてピックアップしてみました!
よければ参考にしてみてくださいね
与える量は最大でも1日4本まで!
販売元である『いなば』の公式HPのQ&Aに掲載されているものを引用させていただきました!
引用元:いなばペットフード株式会社
- おやつ用のちゅ~るは目安の4本以上あげても大丈夫ですか?
- ちゅ~るだけだと栄養が偏ってしまう事が考えられるため、4本を目安として総合栄養食と共にお与えください。
- なぜ目安が4本/日なのですか?
- おやつは、猫ちゃんの1日に必要な総エネルギー量の約20%以内にあたる量を上限とすることが定められています。
また、猫ちゃんの種類や体重等、普段の生活によって必要な総エネルギー量が違う為、一般的な猫ちゃんの1日に必要なエネルギー量の20%を上回る事の無い様に1日4本としております。
チュールは基本的にはおやつの位置づけなので、健康面や栄養バランスを考えて、最大でも1日に4本以上は与えないようにしましょう。
ただし、1日4本というのはあくまでも健康な猫ちゃんの場合です。
高齢だったり、病気を抱えている猫ちゃんには内臓に負担がかかってしまうこともあるので、獣医さんに相談しながら与える量を決めると安心できると思います。
チュールを与えるのは1歳を過ぎてからが好ましい
生後2か月から1年くらいは猫の成長期といわれています。
子猫(成長期)専用のフードがあるくらいなので、子猫にとっての成長期の食事は大切なものとなってきます。
子猫用のチュール、というものも販売されているようですが、子猫の時期は必要な栄養素がバランスよく含まれた総合栄養食を中心にご飯を与えたほうがいいと思います。
また、猫は生後半年までに食べたものを好む傾向にあるんだとか。
子猫の時期にチュールばかり食べてしまうとカリカリなどのメインのキャットフードを食べなくなってしまう可能性もあります。
チャオチュールに限らず、おやつは1歳を過ぎてから食べるのがよさそうだね!
開封したチュールはその日のうちに食べ切ろう
チャオチュールは未開封であれば常温保存が可能なようですが、保存料が入っていないので一度開封してしまうと痛みが早いそうです。
一度封を切ったらその日のうちに食べ切ってしまうのが、カビなどの心配もなく安心ですね。
1袋を何度かに分けて猫ちゃんに与える場合は、舐めたところから雑菌が入りやすくなるので小皿などに出して与えたほうがよさそうです。
開け口はクリップで止めたり、ラップにくるんだりして冷蔵庫で保存するようにしましょう。
今回の記事では、
・チャオチュールが猫の飼い主から『怖い』といわれる原因
・チャオチュールに入っている主な成分
・猫がチュールに夢中になる理由
について解説してきました!
調べてみると、チャオチュールは猫ちゃんが夢中になりますが原材料も動物由来のものですし、塩分濃度もそこまで高くないので、ご褒美やおやつとして適正量を与える分には問題はなさそうです。
また、成分の90%以上が水分でできているので、猫ちゃんが『あんまり水分を摂ってくれないな』というときにあげると、水分補給にもなっていいですね
この記事が読者さんの猫ちゃんの安全のために参考になればうれしいです。
他にもこのブログでは、猫に関する記事を書いていくので、よかったらまた遊びにきてね!